以前にも紹介した内蔵露出計の無いクラシックカメラ等で便利なiPhoneアプリの露出計のはなしの続きです。
(以前の記事)
【Pocket Light Meter】フイルムカメラのお供にiPhoneの露出計アプリ
露出計が無かったり壊れていたり精度がイマイチだったりするフィルムカメラで写真を撮るときにあると便利な単体露出計。
値段も大きさも重さもピンキリです。
測光の方式も反射光式だったり入射光式だったり、スポット測光だったりと様々です。
そんな単体露出計は安くても1万5千円くらいします。
SEKONIC ツインメイト L-208とか。
でも、そんなに高いお金を出せないって人に便利なのがiPhoneアプリの露出計アプリ。
シビアに露出を測るわけではないし、だいたい測光できればいいしって人にはスマホの露出計アプリで十分ですよね。
ってか、露出計アプリ、なかなか優秀です。
iPhoneの露出計アプリも様々なものがありますが、その中でも個人的にオススメなのが以前の記事で紹介した「Pocket Light Meter」。
無料で使えますしリアルタイムで測光できるので、ネガフィルムでざっくり測光したいときには非常に便利です。
【Pocket Light Meter】フイルムカメラのお供にiPhoneの露出計アプリ
(↑以前に紹介した露出計アプリ↑)
で、今回新たに紹介するのが見た目がオシャレで実用性もある「myLightMeter」という露出計アプリ。
このmyLightMeterには無料の「myLightMeter Free」と有料の「myLightMeter Pro」があります。
まずは有料版の「myLightMeter Pro」から説明します。
こちらは見た目がお洒落なクラシックモードといろんな機能がある詳細モード?があります。
クラシックモードはISOを設定して真ん中のレンズ内に測光したい被写体を写し「MEASURE」ボタンを押せば、瞬時に絞りとシャッタースピードの組み合わせを示してくれます。
ISOは3〜6400まで設定出来ます。
また、EVも表示されますし。
そして、右上のIRボタンを押すと入射光式に切り替わります。
とは言ってもスマホのフロントレンズで測光するだけですが。
(真ん中のレンズが白くなり入射光式の見た目に)
でもフロントレンズで測光してくれるおかげで、単体露出計の入射光式同様被写体に近づけての測光はしやすくなりますよね。
上の「PRO」マークをタップすると詳細モードに切り替わります。
詳細の全てを把握しきれてはいませんが、右上の「MODE」ボタンは反射光式と入射光式の切り替え、その下の「CLASSIC」ボタンは先ほどのクラシックモードに切り替わるボタン。
「AVERAGE」は平均測光なのでしょうか、ちょっとよくわかりません。
「IR」は赤外線写真用みたいですが、これもよくわかりません。
左下の「SETTINGS」ボタンを押すと細かな設定が出来ます。
詳細モードの露出計画面の下にある1〜5の「RENS PRESETS」もここで入力しておくと呼び出せます。
…が、だから何なの?って感じですが(笑)
「SETTINGS」でレンズの焦点距離とフォーマットサイズを設定して「RENS PRESETS」で選択することで中央左に各レンズのF値ごとの「過焦点距離」が表示されるようですが、ちょっと数値が違うような気もするので何とも言えません。
また。中央の被写体の写っているレンズをタップすると拡大表示され測光ポイントを選べます。
以上が「myLightMeter Pro」のザックリした説明ですが、myLightMeterには無料の「myLightMeter Free」もあり、Proの詳細モードやクラシックモードでの入射光式を省いたバージョンになります。
普通に測光するだけなら「myLightMeter Free」でも十分かもしれませんね。
自分がこのアプリの有料版を買ったのは相当前なので何を思って購入したのかもう忘れましたが、お洒落なクラシックモードで尚且つ入射光式としても何となくサクッと使えるので、持ってても良かったと地味に言い聞かせています(笑)
何よりアナログ表示は絞りとシャッタースピードの様々な組み合わせが瞬時に確認できて便利ですし。
また、myLightMeterシリーズは以前のバージョンだと、測光ボタンを押すたびにカメラでも無いのにシャッター音がして地味に使いにくい感じでしたが、最新版ではその迷惑なシャッター音もなくなり普通に露出計アプリとして無音で使えるようになったのが普通にありがたいです。
実用性もあり尚且つ、何と言ってもクラシックモードの見た目が個人的には最高です。
僕は形から入るタイプなので(笑)、この見た目でやる気が30%アップします。
測光した時のダイヤルが動く感じも好きですし。
お洒落な単体露出計を持っている気分を味わえていいです。
以上、露出計アプリの紹介でした。
秋も深まり、家から一歩出るとあちこちにドラマチックな光が満ち溢れています。
露出計で光を読み、フィルムカメラで沢山の素敵な光景を撮ってください。
よいカメラ&写真ライフを!
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