FIIO TAISHAN D03KでMac miniのオーディオ環境をちょとだけ見直した。
Mac miniのようなデジタル機器からアナログなスピーカーで音を出すにはDAC(digital to analog converter)と言う装置があったほうが本当はいいらしい。
今までは普通にMac miniのヘッドホン端子に安いスピーカーのミニプラグを挿していただけだった。
ただ、その安いスピーカーは定期的に結構なノイズが乗っていた。
それがかなり耳障りに感じ出したので、ちょっと調べて7千円弱ぐらいのONKYOのスピーカーが良さそうだなと思い買いに行った。
そこでちょっと視聴したのだが、オンキョーの隣にあったJBLの4千円の小さくて丸いスピーカーも中々のいい音で鳴っている…。
【国内正規品】JBL PEBBLES バスパワードスピーカー USB DAC内蔵 ブラック PEBBLESBLKJN
JBLのちっこいスピーカーの音のまとまりが良くて心が揺らいだ(笑)
サクッと買うつもりが…。
何度も何度もONKYOとJBLを聞き比べてるうちに少し遠くにあった別のスピーカーから更に良い音が鳴り出した。
BOSEだ…(笑)
やっべ、一番しまりの良い安定した音を出している…。
ボリュームを下げても音がしっかりしている…。
ここがポイントで、共同住宅に住んでいると近隣との兼ね合いで大きな音は出せないので、小さな音での良さが個人的には重要である。
改めて聴き比べると、BOSEさんがちょっと頭ひとつ抜け出していた。
値段は頭二つ分くらいは抜け出しているんだろうなぁと思いながら値段をよく確認したら、予想に反してBOSEにしてはリーズナブルだった(笑)
ONKYOのを買うつもりなら大して野口は上乗せしなくても買える値段だ…。
【BOSEのPCスピーカーをお買い上げ】
ってことで暫く悩んで結局BOSEになった。
入力ラインが二系統なのも魅力ですし。
二系統あれば、Macは起動していなくてもiPhoneを繋いでスピーカーから音を出すことも出来ますし。
【DAC導入まで】
そんなこんなでBOSEのCompanion 2 Series III multimedia speaker systemを買ってしばらく聴いていましたが、折角ちょっと上のスピーカーを買ったのだから、どうせならDACも導入してみようかと。
高いのは最初から買う気はありませんでしたが、4千円弱であるのを知っていたので、物は試しで買ってみた。
それが、
大概のはヘッドホンアンプ内蔵だったりするので、「お値段はお高いんでしょう?」な感じですが、この「FIIO の D03K」は純粋なコンバーターなので、トーカドーの北社長も安心して「よんせんえぇぇぇぇぇん」って言えます(笑)
このD03KはUSB DACでは無いのでoptical(オプティカル)かCoaxial(コアキシャル)の入力になります。
要は、光か同軸のどっちかで入力ってことです。
Mac miniのヘッドホン端子は光対応なので、オプティカルケーブルで繋ぐ事が出来ます。
ただ、光ケーブルでもMac mini側は丸型、D03K側は角型なので注意が必要です。
ってことで、Mac miniー光ケーブルーDAC(D03K)ーBOSEのスピーカーってなシステムになりました。
【実際に音を聴いてみて…。】
あくまで個人的な感想ですが…。
音の奥行き、臨場感がかなり増しました。
聴く曲にもよるとは思いますが。
最初は普通にBOSEをMac miniのヘッドホン端子に挿しただけでも十分いい音だと思っていましたが、「FIIO TAISHAN D03K」を間にかまして聴いたら…あらま、ヘッドホン端子に直挿しの音が薄っぺらく感じました。
スピーカーからだとあまり大きな音では聴けないので今度はスピーカーに付いているヘッドホン端子にイヤフォンを挿して聴き比べ。
やっぱり、音の厚み、深み、臨場感がかなり違います。
音の響きがこんなにも変わるのかと少々驚きました。
まぁ、この辺はひとそれぞれの感覚にもよるとは思いますが、個人的には4千円でこれだけ変化すれば十分かなと思います。
ちなみに聴き比べたのは、青木カレンさんの「In My Life」です。
こういう曲の方が響きや臨場感の違いがわかりやすいかなと。
逆に言うと、この曲だから違いがはっきりと出たのかもしれません。
結果として自分的には大満足で導入して良かったです。
あと、余談ですが、上にも書きましたがこの「FIIO TAISHAN D03K」はヘッドホンアンプを内蔵していないので、直接ラインアウトにヘッドホンを繋いでも聴けません。
聴く場合はスピーカーに付いてるヘッドホン端子に繋いで聴くことになります。
うちの場合ですが、同じ曲を同じイヤホンでBOSEのPCスピーカーのヘッドホン端子とiPhone5sのヘッドホン端子で聴き比べしたらBOSEの方が良かったです。
大概、こういう端子はオマケと言われていますが、悪くない気がします。
また、余談の余談ですが、こういうPCスピーカーのボリューム設定はどうするのが良いのかと前から思っていましたが、Mac本体の音量とiTunesの音量は共に75%近辺にして、その状態でPCスピーカーのボリュームで調節するのが正解らしいです。
BOSEのパンフレットに書いてありました。
ただ、Mac miniに光デジタルで繋ぐとMac本体の音量が無効になるので、iTunesの音量を75%にして後はつないだPCスピーカー(うちのはBOSE)の音量を調整する感じですね。
「FIIO TAISHAN D03K」
オヤイデ電気 fiio コアキシャル/オプティカル切替式コンパクトDAコンバーター D03K
【BOSE Companion2 III】
【国内正規流通品】BOSE Companion2 III マルチメディアスピーカー
【JBL】
小さいのにけっこういい音で鳴っていました。
ヘッドホン端子では無くUSBにつなぐタイプでUSB DAC内蔵だそうです。
スピーカー側にヘッドホン端子が無いのでヘッドホンで聞きたいときはMac miniのヘッドホン端子に直接つなぐ形になりますね。
コメント
同じくデジタル出力可能な古いiMac愛用者なのでこのシンプルなFiio DO3Kがベストかなと検討中。
おかげで素敵なブログが大変参考になりました。ありがとうございます。
コメントをありがとうございます。
お役に立てて良かったです。
このMac miniはメイン機ではなくなりましたが、今でも音楽専用的な感じで活躍中です。