前回の記事で「Cameramatic」の基本仕様や既成フィルターについての説明をしました。
前回の記事 →「フィルターが豊富で編集も出来る凄いiPhoneカメラアプリ」
ってことで、今回は「Cameramatic」のオリジナルフィルターを作ってみます。
「Cameramatic」は既成のフィルターも追加アドオン含めたらかなりの数があります。
しかし、全体的に男気あふれる系で濃い目系のフィルターが多い。
出来れば、ハイキーで淡い感じの写真も撮りたい、TOYカメラっぽい色乗りやクロスプロセス系の色味も良いけど、そこから少し薄い感じのネガフィルム調にしたいって思いがあったので、キム・ヨナ…もとい、よなよな、フィルターの数値をいじって遊んでいました。
で、何となくいじり方がわかってきたので、さわりの部分だけでも紹介したいと思います。
このアプリはいじれる項目がとてもあるのですが、色々といじり過ぎるとどれがどれだかわからなくなり、収集がつかなくなるので、今回は基本的な部分だけをいじります。
既成フィルターの数値を全て見ることが出来るので、日々精進すれば思い通りにオリジナルフィルターが作れるかも知れませんね。
このやり方はあくまで僕のオリジナルですので、作者さんが見たら「何だこのやり方」と言われるかもしれません。
適当ですのでそこだけはご了承下さい。
では、始めます。
まずは写真を撮ります。(カメラロールから写真を取り込んでもいいです)
色んな色があった方がいいかなと、ありったけの色を集めました(笑)
フィルターを今回はスタンダードの「Plastic」をチョイスしました。
左上の編集アイコンをタップしてカスタマイズ画面へ。
周辺減光はいらないのでオフにする。
プロセス1に戻り、トーンの数値を見ると、「彩度」が高いようですね、このフィルターは。
あとで、ここら辺の数値をいじって微調整しますが、先にプロセス2をオンにします。
モードは「Color Blend」を選択。
数値を見るとみんな真ん中です。
一旦、これを全て0にします。
追加で何も乗ってない状態。
画像をタップすると少し拡大されて確認しやすくなります。
ここから、各色のバーを動かし色の具合をチェックします。
緑を上げてみたり…
青を上げてみたり…
で、何となくわかったらプロセス2をオフにして一旦プロセス1にいき、コントラストや明るさ、彩度をいじり、好みのベースにします。
で、またプロセス2にいきオンにして本格的な調整を入れていきます。
この辺のやり方は自由ですが、僕はプロセス1と2を行ったり来たりしながら効果の変化を少しずつ確かめて進めていきます。
ここでイイ感じになれば終了でいいのですが、今回は更にレイヤーを追加して少ししまりを出してみました。
最後に保存を押すと、この画像のみに適用するか、新しいカスタムフィルターとして保存するか聞かれるので、お好みで。
ってことで色々といじった結果がこちら。
左がビフォーで右がアフター
(画像をクリックすると拡大します)
軽くハイキーでシアン被りというかみどり色に軽く転んだような色味で。
このような感じで「Cameramatic」は非常に奥の深い遊び甲斐のあるカメラアプリです。
以下に色々といじった写真を載せておきます。